HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことで、エイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)の病原ウイルスです。世界では1981年に、日本では1985年に初めてエイズ患者が報告されました。ヒトがこのウイルスに感染し、HIVが体内で増殖して免疫不全状態になると様々な病気を発症しますが、この状態をエイズといいます。

かつては「死に至る病」として恐れられていましたが、現在では、抗HIV薬によってウイルスの増殖を抑え、エイズの発症を防ぐことで、長期間にわたり健常時と変わらない日常生活を送ることができるようになり、HIVを持っていない人と同様の寿命を全うすることができるようになりました。

このようにHIVと共に生きていく中で、家族を持ちたい、子どもがほしいと希望される方も多くいらっしゃいます。抗ウイルス薬により、感染リスクが下がったとはいえ、感染のリスクがまったくなくなったわけではありません。 弊社では、東京医科大学病院と連携し、HIV陽性男性と陰性女性のご夫婦が安全にお子さんを授かるためのお手伝いをしております。詳しいお問い合わせはこちらまで。