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科学独自技術を通して
人々の健康
医療の発展貢献する

慶應義塾大学医学部で34年間研究

慶應義塾大学医学部で微生物学・免疫学を34年間研究
“目に見えない課題”に挑む検査技術を通じて豊かな社会を目指します

代表 / 工学博士

加藤 眞吾

事業や検査の相談をする

この研究と事業に取り組む理由

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01

なぜ、私たちはこの会社をつくったのか

株式会社ハナ・メディテック(以下 当社)は、慶應義塾大学における先進的な臨床研究を、民間の立場から継承し、発展させていくことを目的に設立されました。
創業者である私、加藤眞吾は、慶應義塾大学医学部にて約34年間、微生物学・免疫学の専任講師として研究に従事し、小児医療や感染症領域を中心に、数多くの特殊検査の開発と臨床応用に取り組んできました。
現在も、HIV不一致夫婦の生殖補助医療に欠かせない高感度HIV RNA検査や、血友病保因者診断といった、極めて専門性の高い検査を継続して提供しています。これらは、他に容易に代替できるものではなく、医療現場にとって重要な役割を果たす技術です。
私たちは、医療現場と研究機関の架け橋として、こうした確かな技術を絶やすことなく、社会に届け続ける存在でありたいと考えています。

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02

個人的な原体験が、
現在の事業につながっている

私自身、両親をともにがんで亡くしました。
治療技術が進歩する一方で、「もっと早く気づけていれば、防げたかもしれない」という思いを抱いたことが、今の活動の原点です。
病気の兆しやリスクを早期に把握できる仕組みの必要性を強く感じ、現在は病気のリスクを把握するための検査キットの開発や、医療機関向けの細菌研究の受託・支援に取り組んでいます。検査を通じて健康への気づきを届け、予防や早期発見につなげることで、医療費の抑制や、より豊かな人生設計に貢献したいと考えています。

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科学者としての原点

私の根底にあるのは、科学者としての探究心です。
ただ目新しいものを追いかけるのではなく、「まだ誰もやっていないこと」「社会の役に立つこと」に挑戦したいという思いがあります。
科学とは本来、神への奉仕や自己鍛錬の手段であり、社会に誠実であるべきものだと考えています。
検査や研究は、論文のためにあるのではありません。その先にいる、一人ひとりの人生と向き合うためにこそ、存在しているのだと考えています。その本質を見失うことなく、研究と事業の両立に取り組んでいきたいと考えています。

原点となる画像

2004年頃 慶應義塾大学医学部微生物学教室の
加藤研究室にて

04

「ハナ・メディテック」に
込めた2つの想いを原点に

ハナ・メディテックという社名には、2つの大切な意味が込められています。
1つ目の「ハナ」は、慶應義塾大学病院時代に多くの学びと影響を受けた恩師、花房秀次先生のお名前に由来しています。花房先生は、血友病手術などの研究を共に行った恩師であり、後に荻窪病院の理事長も務められた、医療界において深く尊敬される存在です。私たちは、花房先生から受け継いだ患者に誠実に向き合う姿勢を、事業の根幹に据えています。
もう1つの意味は、政治思想家 ハンナ・アーレント が提唱した「凡庸な悪」という概念への共感です。それは、「自分で考えることをやめた普通の人が、結果として大きな悪に加担してしまう」という警鐘でもあります。
私たちは、誰かの指示や慣習に流されるのではなく、自分たちの頭で考え、正しいと信じる価値を提供することを、企業として大切にしていきたいと考えています。

ロゴ画像

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私たちはこれからも、社会に必要とされる
誠実なサービスと価値を届けてまいります。
この活動が、一人ひとりの人生に寄り添い、
未来の医療の一助となることを願って。

研究者としての歩みと専門性

代表プロフィール

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加藤 眞吾(代表 / 工学博士)

慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室に従事する傍ら、2008~2014年度においては、厚生労働科学研究費補助金「HIV検査相談の充実と利用機会の促進に関する研究」及び「肝炎ウイルス検査体制の整備と受検勧奨に関する研究」において研究代表者を務めた。
慶應義塾大学医学部在籍中は主にエイズを含む感染症や、筋ジストロフィーなどの遺伝病の遺伝子診断法の開発に従事してきたが、近年はより簡便な検査法の開発を通じて、HIV感染拡大の予防と対策に力を入れるとともに、その技術を生かした他疾患の検査への応用についても研究を継続している。
2019年3月末、慶應義塾大学医学部の定年退職を機に、株式会社ハナ・メディテックを設立し、これまで他機関から依頼されてきたいくつかの特殊検査を継続するとともに、研究成果を実装化し社会に還元することを目指している。

経歴

1981年 京都大学工学部大学院工学研究科博士課程修了、工学博士取得
1982年~1985年 米国国立保健衛生研究所(NIH)
1985年~2008年 慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室 助手(助教)
2008年~2019年 慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室 専任講師
2019年3月末日 慶應義塾大学医学部を退職
2019年2月 株式会社ハナ・メディテック設立(代表取締役)

所属学会

日本エイズ学会
2007年~2011年 日本エイズ学会理事
2011年~2017年 エイズ動向委員会委員
2013年~2017年 日本エイズ学会理事
日本環境感染症学会
American Society for Microbiology
※米国微生物学会員
国際エイズ会議でのポスター発表の様子

2004年 バンコクで開催された
国際エイズ会議にて

モンゴル人研究者との画像

神奈川県衛生研究所へ訪れた
モンゴル人研究者と

会社の沿革

2019年 2月 株式会社ハナ・メディテック設立
8月 アルコール代謝関連遺伝子検査キットの販売開始
2020年 7月 新型コロナウイルスPCR検査キットの販売開始
2023年 5月 腸内細菌叢検査キットの販売開始
7月 HBV(B型肝炎ウイルス)検査に関する独自技術で特許取得
12月 衛生検査所登録
2025年 4月 アルツハイマー関連遺伝子検査キットの販売開始
5月 環境微生物汚染検査のサービス提供開始

特許技術の紹介

B型肝炎診療に貢献する独自技術
― HBV RNA定量法

この技術開発により、HBVのRNAをDNAとは別に(依存せず)、個別に定量化できる方法を生み出しました。
今まではRNA/DNAの両方を測定しなければいけなかったものを、RNAのみ測定できるようになることで、研究を簡単かつ安価に実施できるようになりました。
この技術は過去に2つの病院において、計1000件近くの臨床研究で使用されています。

HIV治療に貢献する独自技術
― HIVの準完全長プロウイルスの定量法

この技術により、感染者のウイルスリザーバの大きさがわかります。
HIVの治療によって排除することが困難なリザーバの大きさが判れば、治療の効果を測ることができます。またリザーバが小さいことが判れば治療を中止することができます。

研究論文の紹介

代表的研究論文

社会に届ける、2つの研究・検査事業