第９波に向けての備え～弊社の新型コロナウイルスPCR検査をご利用ください～

　令和５年３月13日よりマスク着用は個人の判断に委ねられ、同年５月８日、新型コロナウイルス感染症はインフルエンザと同じ５類感染症へと変更されます。このことにより、新型コロナウイルス対応は、これまでの「法律に基づき行政が要請・関与をしていく仕組み」から「個人の選択を尊重し、国民の皆様の自主的な取組をベースとしたもの」になりました。気温が高くなるこれからの季節、マスクを外す機会が増え、また人流も大幅に活発化することが予想されます。

　一方で、新型コロナウイルスの新規感染者数はじわじわと増加を続けています。対策の緩和、大型連休により、接触機会が増えることから、第８波を超える第９波が起きる可能性も指摘されています。またウイルスの変異も進み、現在主流となっているXBB.1.5は、免疫を逃れる性質が強く、細胞表面への結合力も強いことなどから、感染力が非常に強くなっています。重症化しやすさについてはこれまでと同程度と言われていますが、基礎疾患のある高齢者を中心に死亡例もほぼ毎日報告されています。日本では、これまでに延べ3,370万人が感染し、うち７万4,400人が亡くなっています（令和５年４月25日現在）。検査による早期発見、早期治療によって死亡率は低下していますが、長期間にわたる後遺症を残す可能性のある感染症であることは変わっていません。